初心者に多いこんな人はドローンを墜落させてしまうワースト2

2020年6月8日

画面を見ながら操縦はこんなに危険

こんにちは北摂ドローンスクール講師の下村です。

さて本日は初心者の方に多いチョットした事がきっかけで高価なドローンを墜落させてしまう事案をご紹介させていただきます。ドローンの墜落には幾つかの要因があり代表的なのがバッテリー切れによる電力不足、機体の点検を怠ったため上空でプロペラ(メインローター)が外れて墜落などなど。

この2つは容易に想像ができそうですがこれに次いで多いのが送信機(プロポ)を見ながら操縦し機体が枝などに接触することによってバランスを失う事が結構あるんです。

実はこの画面を見ながら操縦は目視外飛行に該当しとても危険な行為なんです。なぜなら画面は前方向しかもカメラの画角以外見えていないからなんです、実際のドローンにはカメラ以外にアームやプロペラがついていますよねプロペラなどの1か所がどこかに触れるだけでもちろん墜落のリスクは高まります。結果運よく墜落しなかったとしても機体に大きな損傷となります。

上の画像を送信機から伝送されてきた映像だとしてください、このまま飛行すると目の前には竹藪が迫っていますね。

上の写真からそのまま画面だけを見て飛行させると気づかないまま竹藪に突っ込んでしまう可能性がありとても危険です。

どうすれば画面を見ずに操縦できるの?っとよく受講生様からご質問をいただきます。それはズバリ送信機の画面を見ない事、でも実際に全然見ないわけにはいきません何が撮影できているか確認しなけいけませんから。

ドローンを離陸させ目視で安全を十分に確認し飛行させ、送信機の画面はチラっと見るぐらいにしましょう決して上空から見たらこんなにきれいなんだ(わかります私も以前初心者のころはそうでした)と画面に見入って目の前にある綺麗な花や動物に接近した結果肝を冷やす結果に。撮影した動画や写真は着陸したあと何度でも見れるのでそこはチラっと見てこんな感じに映ってるんだぐらいにしておきましょう。

それ以外は操縦に集中しましょうそれが墜落を回避するのはもちろん安全で快適なドローンライフの第一歩なんです。それではよいドローンライフをお過ごしくださいませ。

初心者が陥る墜落リスクトラブル事例その1

今日から連載で0から始めるドローンライフとしてブログを書かせていただきます。

お読みいただいている皆様がこれからドローンを飛ばすと仮定しますが、その際何に注意し飛行しますか?もちろんDID(人口密集地帯)や国の重要施設(国会議事堂など)が無いか確認しますよね、あと周りに人がいないか?などなどだと思われまここまでは比較的簡単なのですがここからが重要でドローンは当たり前ですが地上より上空を飛行します、上空では目に見えない敵が待ち構えています。

上空で待ち構えている敵?と聞くと鷹やトンビ、もちろんそれも敵なのですがそれよりもっと怖いのが風です。

普通人間が地上で生活する場合、風(風速)に注意する事などあまりないですよね?まあ鉄道や航空機、高速道路関連のお仕事をされている方でしたら橋脚の風速計が毎秒25mなので止めないとなどがありますが地上での生活であまり意識することはないですよね。

一般的な風速計のイメージ

私も講師をさせていただいている関係で受講生様から大空に泳ぐこいのぼりを空撮してみたいとフリーフライトを申し込んでこられて方がいますが、実際こいのぼりが泳ぐ風速は5m位ないと泳がなくそのさらに上を飛行しなければなりません。そうするとドローンが受ける風はさらに大きくなってしまいます。

でもどうやって風を測ればいいのか?実際ほぼ無風の状態でも1m弱はあります、そして上空30~50mに達するとその3倍は吹いていると思ってください。ですのでドローンを上げる際は必ず風速計で風を測り地上で何mだから飛行する高度ではこれぐらいだなと考え飛行させましょう。

一口に風速計と言ってもいろいろなタイプのものが出ていますがここでは単純に風だけがわかればいいので大手家電量販店で売ってるようなものでOKですよ。

私がおススメする風速計はAmazonで2000円ぐらいで売っています。

それでは今日も素敵なドローンライフをお過ごしください。

北摂ドローンスクールでは定期的の0から始めるドローン教室を展開中です場所は大阪市内の会議室を借りて開催しております。お申し込みは↓↓開催日などをご確認のうえお申込みくださいませ。皆様のお越しをお待ち申し上げております。